映画「嫌われ松子の一生」


映画「嫌われ松子の一生」を観てきました。
あらすじは原作に沿いながら、中島流の映像で味付けされてとても面白かったです。
原作には原作の良さ、映画には映画の良さがありますね。
原作を読まなくても充分楽しめる映画かと思います。
違う監督が映像にしたら、また違った松子に会えたのかもしれません。
中学校の教師となった主人公の川尻松子が、ある事件が原因でクビに。その後、数々の男性遍歴を重ねるたびにますます不幸に。いつしかソープ嬢に身を落とし、果ては同棲中のヒモを殺害して刑務所に服役してしまう…。
ストーリーを聞いただけでは、なんとも落ち込ませるような内容なのですが、力いっぱい生きる松子をとても愛しく感じさせてくれます。
昭和という時代の描き方や主人公を取り巻く人間関係などは、映画鑑賞後にじんわりと伝わってきました。

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